ポッドキャスト、聴いてくれてありがとう!

『バカ塗り娘』っていうポッドキャストを、牛木匡憲くん、櫻井万里明さんの3人で初めたのですが、残念ながら終了になっていしました。実質、配信は2回しかできてないので(収録はもうちょっとしてましたが)、「始まらなかった」と言っても過言ではないですね(笑)。でもその短い間にけっこうな人が聴いてくれました。ありがとうございました!
終了した理由というのは、「この時代に何かを語るというのはそこそこ難しい」というのを感じたからでしょうか。先に言っておくと、我々が揉めたとか何かトラブルがあったわけじゃないです(笑)。むしろめちゃくちゃ楽しかった。楽しすぎるがゆえに続けるのが難しくなった、のかもしれません。なんか"若いカップルが本当の理由を言ってない時の別れの理由"みたいな感じになっちゃってますが。
楽しくアレやコレやと話して収録し、後で聴き直してみると「これを聞いたら傷付く人・不快に感じる人がいるかな?」「後で聴くとなんかトゲがあるように聴こえる」など色々と出てくるんですよね。話しながら色んなところに気を配らないといけないのですが、それってもうポッドキャストをやる意味が半減では?となってくるわけです。
ご存知の方がいるかはわかりませんが、牛木くんはXでもInstagramでも強めのことを発信しています。強いというか、賛否両論起こりそうな話題を話しています。よくやるな〜と思うんです。自ら炎上を狙いに言っているかのような物言いです。でもだから面白い。たぶん彼の投稿が苦手な人もいると思いますが、だからこそ面白いんだと思います。そもそも彼の本業である絵も、好き・嫌いが比較的分かれる作風ですよね。"自分"というものを強く持っているんだと思います。
そんな彼もポリティカル・コレクトネスに関しては非常に敏感です。人を煽るような投稿はしますが、ポリコレには敏感なんです(笑)。何度か周りで炎上する人をみて敏感になったと言っていましたが、確かに気持ちはわかります。自分はというと、ポッドキャストを収録してみて気付いたのですが「これくらいは平気でしょ」とけっこう強気なのです。でもそんな強気はいりません。ある程度は慎重にいくべきです。
とはいえね…Xなどと違ってポッドキャストは拡散にとっても向いてないメディアです。仮に多少強いことをいっても好きな人しか聴いてないので、基本的には問題が起きづらいはずです。Xなんかは問題発言をすれば簡単に拡散してきますけどね。自分が好きで聴くポッドキャストもそこそこ個性が強い。強いけど、絶妙なバランスで各所に気配りがされている感じです。
ポリコレはもちろん各所に気を配りながら、楽しく面白く話すということができるのでしょうか?面白いものを作るにには一歩は踏み出さないと難しいのでは?と現状では思っています。これらは収録をしてみて始めて気づいたことでした。今の自分にはそれが難しそうなのでひとまず終了という形をとりますが、またやってみたいな〜と思っています。楽しかったもんなぁ。
すでに登録済みの方は こちら